2019/02/16 16:37

大谷米太郎さんをご存知でしょうか。

私の郷里の小さな町の郊外の小さな村の小さな部落にその方のお屋敷がありました。
私の家の商売は綿屋でした。古いわたをお預かりして機械で打ち直してまた使えるようにして
お届けする商売です。そのお屋敷からわたの打ち直しの依頼がくるとそのわたをいただきに
参上してお預かりしてくるんです。そしてきれいに打ち直しをして新しいわたとともにお届けをすると
お座敷で奥様が女中さんと一緒になって頭から手拭いをかぶりふとんを仕上げておられました。
新しいわたを足して綺麗なふとんを上手に仕上げておられました。
ふとんといえばもめんわたのふとんしかなかった頃のお話です。
そう、東京へでた大谷米太郎さんはビジネスで大成功をおさめられ目の眩むような大金持になられました。
ホテルニューオータニをはじめとするたくさんの企業群の総帥になられて
郷里にもいっぱい寄付をされました。大谷小学校、大谷中学校、市役所の建物などが大谷さんの
寄贈によるものです。
大谷米太郎さんのお話でした。